Lighting Design
サウナの本質は、熱と蒸気と静寂。
そこに「光」を加えることで、空間は別次元になります。
照明は明るさを調節するものではなく、雰囲気をつくるもの。
サウナ室は100℃前後の高温多湿環境。一般的なダウンライトや電球では、眩しさがリラックスを妨げ、高温で故障のリスクもあります。
KUUTAでは、ベンチの座面下・背もたれ裏・天井と壁の境目にLEDテープを仕込み、光源が直接目に入らない設計をしています。壁面や天井に反射した柔らかい光が室内を満たし、炎のような温もりのある空間をつくり出します。
フィンランドでは「サウナの照明は、光源が見えてはいけない」と言われています。光そのものではなく、光が木に反射したやわらかさだけが空間を満たす。
KUUTAでは、配線ルートから光の角度まで施工前に設計。羽目板を張る前に仕込むからこそ、完成後に光源が一切見えない仕上がりになります。
サウナ室は照明にとって世界で最も過酷な環境。
KUUTAは3種の専門技術を使い分け、最適な光をつくります。
耐熱 180℃
光源(LEDプロジェクター)をサウナ室の外に設置。室内にはガラスファイバーだけが通り、電気を一切通さない。不燃・非通電で、サウナ天井の最高温部にも設置可能。スターライト天井やヒーター直上照射に使用。
耐熱 125℃
一般的なテープLEDの耐熱温度は60〜80℃。サウナ室では使えません。KUUTAが採用する高耐熱LEDは125℃まで対応。天井付近の高温域にも設置でき、RGBW対応でフルカラー演出が可能です。
均一発光・輝度ムラなし
アクリルバーの端にLEDを取り付け、バー全体が均一に発光する技術。テープLEDにありがちな粒々感(輝度ムラ)がなく、一本の光の線が壁に沿って走る美しさ。交換時もLED部分だけでOK。
KUUTAの照明設計は、5つのレイヤーを重ねて空間を構成します。
天井と壁の境目にLEDを埋め込み、天井面を柔らかく照射。空間に奥行きと高さの印象を与えます。
背もたれの裏側に仕込んだLEDが壁面を照らす。座った人の視界に光源が入らない設計。
座面の下から床面に向けた光。足元を照らしつつ、ベンチ全体が浮いているような効果を生みます。
ガラスドアの枠に沿ったアクセント照明。外からの見栄えと入室時の演出を兼ねます。
ガラスファイバーでヒーター直上から照射。ロウリュの蒸気が光に照らされ、幻想的な演出に。
同じサウナ室でも、照明の色と位置で印象がまったく変わります。
暖色2700K — 木目が引き立つ温もりの光
座面下照明 — ベンチが浮くような効果
背面照明 — ヒーター横のアクセント
フレーム照明 — ドア枠に沿ったアクセント
リブパネル — 縦格子に光が走る
天井ライン — 上方からの落ち着いた間接光
外から見た光 — ドア越しの招くような温もり
壁を張ってからでは遅い。照明は「仕込み」が9割。
サウナ室の図面上で、5つの照明レイヤーの配置を設計。天井高、ベンチの段数と高さ、ヒーターの位置から最適な光の角度を計算します。
サウナ室の高温に耐える専用耐熱ケーブルを壁内に通します。ガラスファイバーを使う場合は、光源ボックスの設置位置(室外)からファイバーのルートも確保。電気工事士の資格を持つ職人が施工します。
羽目板を張る前に、LEDテープの固定とガラスファイバーの敷設を完了。壁の内側に配線が通るため、後からの位置変更はできません。この工程の精度が最終的な仕上がりを決めます。
壁を張った後、すべての照明を点灯して光の広がり方を確認。反射角度の微調整、色温度の確認、調光の動作テストを行い、設計通りの空間になるまで追い込みます。
サウナ室の照明は、家庭用照明とはまったく別の世界。
求められるスペックが根本的に異なります。
| ガラスファイバー | 高耐熱LED | リニアLED | 一般テープLED | |
|---|---|---|---|---|
| 耐熱温度 | 180℃ | 125℃ | 90℃ | 60〜80℃ |
| サウナ天井 | ◎ | ◎ | △ | ✕ |
| ヒーター直上 | ◎ | ✕ | ✕ | ✕ |
| 通電リスク | なし(非通電) | あり | あり | あり |
| カラー演出 | 対応可 | RGBW対応 | 単色 | 機種による |
| 均一性 | 点光源 | 粒状 | 完全均一 | 粒状(ムラ) |
| メンテナンス | 室外で光源交換 | テープ交換 | LED部のみ交換 | 全交換 |
| スターライト天井 | ◎ | ✕ | ✕ | ✕ |
| 色温度 | 光源に依存 | 2700K / RGBW | 3000K | 機種による |
※ 一般テープLEDはサウナ専用品ではないため、KUUTAでは使用しません。
電気を通さないガラスファイバーだからこそできる、
サウナ照明の最高峰。
ファイバーパネル — ヒーター背面の幻想的な青い光
スターライト天井 — 天井一面に無数の星が瞬く
ストーブ演出 — ロウリュの蒸気が光に照らされる
ファイバー先端 — 一本一本が独立した光の点
光源を室外に。サウナ室内には電気を一切通さない、究極の安全設計。
天井にガラスファイバーの先端を無数に埋め込み、星空のような光の演出。天井面が最も高温になるサウナ室では、ガラスファイバー以外では実現できません。180℃の環境でも劣化せず、永続的に光り続けます。
ヒーター直上にレンズを設置し、サウナストーンを照らす演出。ロウリュ(水かけ)の瞬間、立ち上る蒸気が光に照らされ幻想的な光景に。ヒーター周辺は150℃を超える最高温域ですが、ガラスファイバーなら設置可能です。
万が一のLED交換も、サウナ室外にある光源ボックスを開けるだけ。サウナ室内の分解は一切不要。ファイバー自体は物理的な消耗部品ではないため、半永久的に使えます。
高耐熱LED・リニアLEDが生み出す、多彩な照明パターン。
デュアルカラー — 暖色の壁面照明とブルーの足元照明
アンビエントLED — 天井ライン+ベンチ下の5レイヤー設計
リニアLED — 粒感のない、一本の光の線
トータル照明設計 — 間接照明だけで構成されたサウナ空間
高耐熱RGBW対応LEDで、サウナ室の雰囲気を自在に切り替え。
気分やシーン、時間帯に合わせて空間の色を変えられます。
Pink
Green
Purple
Magenta
日常使いに最適。木の温もりを最も美しく引き出す色温度。焚き火のような安心感があり、長時間のサウナでもリラックスできます。
Red・Green・Blue・Whiteの4色LEDチップで、数百万色の表現が可能。コントローラーでワンタッチ切り替え。商業施設やイベントスペースに人気です。
3000Kはやや明るめの暖色。ショールームや店舗サウナに。4000Kはニュートラルホワイトで、清潔感を重視する施設に適しています。
Amazonで買えるLEDテープをサウナに貼る。それは危険です。
照明のON/OFF、カラー切り替え、調光はすべてコントローラーで操作。Harviaのデジタルパネルなら温度設定・タイマーと一元管理が可能です。
RGBWカラー対応のLEDにはRGBWコントローラーを使用し、3チャンネルで独立した照明エリアの色を個別に制御できます。
最新のFENIX Wi-Fiシステムなら、スマートフォンからサウナの予熱や照明の遠隔操作も可能です。
可能ですが、ベンチの裏側や天井裏にアクセスする必要があるため、部分的な解体・復旧が必要になります。新設時に仕込むよりも費用がかかるため、リフォームのタイミングで一緒に施工することをお勧めします。
サウナ用LEDは非常に省電力です。高耐熱LEDで3〜12W/m、ノーマルLEDで0.4W/個。サウナ1室の照明全体で一般的な60W電球1個分程度の消費電力です。月額の電気代への影響はほぼありません。
サウナ専用LEDの設計寿命は約30,000〜50,000時間。毎日2時間使用しても40年以上。ガラスファイバー自体は物理的な消耗品ではないため、半永久的に使えます。
はい。天井サイズに関わらず施工可能です。ファイバーの本数で星の密度を調整できます。住宅用サウナでは20〜40本程度、商業施設では100本以上が目安です。
RGBW対応LEDを選んでいただければ、コントローラーでいつでも色を変更できます。暖色の固定色(2700K)を選んだ場合は、後からカラー対応に変更するにはLEDテープの交換が必要です。初期設計時にご相談ください。
用途によります。天井のスターライトやヒーター照射にはガラスファイバー一択。ベンチ下や背面の間接照明には高耐熱LEDが最適です。KUUTAでは両方を組み合わせた設計をご提案しています。
照明プランのご提案は無料です。
「スターライト天井にしたい」「色を変えられるようにしたい」など、
ご希望をお聞かせください。