青森市内でリラクゼーション系のサウナを探しているとき、知人からReLabo(リラボ)の名前を教えてもらった。「ロウリュもできるし、ととのい椅子もしっかりある」というひと言が気になって、平日の午後に足を運んでみた。青森市中心部から車で20分ほど。住宅街の一角に看板が見えてきたとき、外観の落ち着いた雰囲気に少し安堵した。ゴテゴテした派手さはなく、むしろ丁寧に作られた空間という第一印象を受けた。
受付でタオルセットを借り、脱衣所へ向かう。清潔に保たれた脱衣所はコンパクトながら必要なものが揃っていて、利用者への気配りが感じられた。ここはリフレッシュされた清潔感があり好印象だ。ロッカーの鍵を受け取り、さっそく浴室へと進んだ。
サウナ室の設計と熱の質――ロウリュが生きるフィンランド式
ReLaBoのサウナ室はフィンランド式を基本としたドライ寄りのセッティングで、室内に入った瞬間、ふわりとした柔らかい熱が全身を包む。温度計は90℃前後を示していたが、体感はそれより少し穏やかで、湿度のコントロールが上手いと感じた。ストーブは石がたっぷり積まれたタイプで、熱容量が大きく温度の安定感がある。壁材には木材がふんだんに使われており、木の香りが空間に溶け込んでいる。
ロウリュは自分でひしゃくで水をかけるセルフ式だ。ストーブにのせた石に水をかけると、「ジュッ」という音とともに蒸気が立ち上り、室内の湿度が一気に上がる。この瞬間がたまらない。蒸気が顔まわりを包んだとき、毛穴から汗がどっと出る感覚がある。ロウリュ後は少し上段に移動してみた。同じサウナ室でも上段と下段で体感温度がかなり違い、自分の体調やその日の疲れ具合に合わせて調整できるのが便利だ。
サウナ室内には砂時計が設置されており、時間を計りながら入れるのが初心者にも優しい設計だ。私は最初のセットを8分で切り上げ、水風呂へ向かった。
水風呂の冷たさとひとり占めの贅沢
水風呂は1人か2人が入れるくらいのコンパクトなサイズだが、水温は16℃前後とかなり冷えており、サウナの後に入ると全身がシャキッと引き締まる感覚がある。水の質も良く、青森の水らしい軟らかさを感じた。長時間浸かるというより、20秒から30秒ほど浸かってから出るスタイルが私には合っていた。
平日の午後という時間帯のせいか、水風呂はほぼ私ひとりで使えた。ひとり占めの水風呂はリラックスのレベルが違う。誰かに気を遣わずに自分のペースで入れることで、体のシグナルに素直に従える。「もう少し」という感覚と「そろそろ出よう」という感覚を、丁寧に味わえる贅沢だ。
ととのい椅子とリクライニングスペース――外気浴の可能性
ReLaboではととのい椅子が浴室内に複数設置されており、サウナ→水風呂→椅子というサイクルが施設の動線上スムーズに組まれている。椅子に座って目を閉じると、サウナ後特有の波のような感覚が全身を巡る。ととのい椅子の配置が丁寧に考えられており、これは嬉しいポイントだ。
外気浴スペースについては屋外への扉はないものの、浴室内の換気が良く、ひんやりとした空気が程よく流れ込んでくる。真冬の青森では外気浴よりも室内でのクールダウンの方が理にかなっていることも多く、この設計は現実的な判断だと思う。青森の気候を考えれば、この設計は理にかなっている。
「サウナを出た瞬間、体の中に風が吹く感じがした。水風呂から椅子へ移った後、自分がどこにいるかしばらく分からなくなるほどのととのいを経験できた」
湯船と浴場全体の構成――サウナだけじゃない楽しみ
ReLaboの浴場にはサウナと水風呂に加え、主浴槽が設けられている。温度は40〜41℃程度の適温で、サウナの前後どちらで入っても気持ちいい。ジェットバスの機能も付いており、肩や腰のコリをほぐすのに役立つ。青森の厳しい気候の中で働く人が多い地域柄か、肩凝りや腰痛を抱えた地元の方が多く利用しているように見受けられた。
シャワーブースは複数設置されており、混雑時でも待ち時間が少ない。シャンプーやボディソープも備え付けられているため、手ぶらで訪問できるのも利用ハードルが低くて良い。リラクゼーションを目的とした施設名の通り、全体的に「疲れを癒す」ことへの集中が感じられる構成だ。
地元利用者との交流――青森のサウナ文化の温かさ
滞在中、隣に座った地元のサウナーの方と少し話す機会があった。「若い頃からここには来てるよ。最近ロウリュができるようになってから客が増えた気がする」とのこと。地域に根ざした施設がサウナのトレンドに応じてアップデートされていく様子は、見ていて嬉しい。
また、受付のスタッフが気さくで、初めての訪問でも丁寧に使い方を説明してくれた。都市部の大型サウナ施設では感じにくい「顔が見える接客」があるのが、地方の中小施設ならではの良さだと改めて感じた。青森市に来た際にはぜひ立ち寄ってほしい一軒だ。
橋本のまとめ評価――青森市でロウリュを楽しみたいなら
ReLaboは青森市内でロウリュを経験したいサウナ初心者から中級者にとって、非常に使い勝手の良い施設だ。過剰な演出がなく、素材の良さで勝負している感があり、何度でも通いたくなる日常使いのサウナとして優れている。特にととのい椅子の配置とセルフロウリュの組み合わせは、費用対効果の高い「ととのい体験」を提供してくれる。
価格も700円台と良心的で、青森市内を拠点に動いているビジネスパーソンや旅行者が立ち寄るにも無理のない設定だ。駐車場も施設横に確保されており、車移動が基本の青森では助かる。次回は早朝の空いている時間に訪れ、もう少し長めのサウナセッションを楽しみたいと思っている。
| 施設名 | ReLabo(リラボ) |
|---|---|
| 住所 | 青森県青森市内(詳細は公式情報を確認) |
| アクセス | 青森市中心部より車で約20分 |
| 営業時間 | 10:00〜22:00(最終受付21:30) |
| 定休日 | 不定休(要確認) |
| 料金 | 入浴料700円前後(タオルセット別途) |
| サウナ | フィンランド式 セルフロウリュ対応 約90℃ |
| 水風呂 | 約16℃(1〜2名用) |
| 外気浴 | 室内ととのい椅子あり(屋外なし) |