由利本荘市は秋田県南西部の日本海岸に面した市で、子吉川が流れる平野部と、東に連なる鳥海山の山麓地帯から成る。秋田県の市では秋田市に次ぐ広大な面積を持ち、多様な地形と温泉資源を抱えるエリアだ。鳥海山(2,236m)は山形県との境にそびえる東北第二の高峰で、由利本荘市は登山者・観光客の玄関口にもなっている。
由利本荘市のサウナ施設は、日本海岸の西目エリアに集中している。いずれも地元住民の日常利用型で、価格帯が安く営業時間も長い。鳥海山登山の前後や、にかほ市方面からの帰りに立ち寄るルートに向く。
① にしめ湯っ娘ランド
にしめ湯っ娘ランド
| 住所 | 秋田県由利本荘市西目町沼田新道下 |
|---|---|
| サウナ | ドライサウナ 102℃ |
| 水風呂 | 19℃ |
| 外気浴 | あり |
| 料金 | 大人 500円~ |
| 営業 | 5:00~24:00 |
由利本荘市西目エリアの日帰り温泉施設。102℃という高温設定のドライサウナと19℃の水風呂、そして外気浴スペースを備えるバランスのとれた施設だ。朝5時から深夜24時という営業時間の幅広さは、このエリアでは際立っている。500円台の価格帯も手頃で、地元の人が早朝から日常的に使う温泉だ。JR羽越本線の西目駅近くという立地で、五能線方面からの旅程にも組み込みやすい。にかほ市の学校の栖やumikkoと合わせて日本海側のサウナルートを組む場合の立ち寄り候補だ。
② かしわ温泉
かしわ温泉
| 住所 | 秋田県由利本荘市西目町西目釜ヶ沢 |
|---|---|
| サウナ | ドライサウナ 90℃ |
| 水風呂 | 18℃ |
| 外気浴 | なし |
| 料金 | 大人 450円 |
| 営業 | 9:00~20:30 |
| アクセス | JR西目駅から車5分 |
同じく西目エリアに位置する日帰り温泉施設。サウナ90℃・水風呂18℃というスペックと450円という価格帯は、コスパ重視のサウナ利用に向いている。価格と立地のシンプルさが地元に愛されてきた理由で、450円で入れる地元密着の温泉施設だ。由利本荘市公式サイトにも紹介されている地域の公共温泉施設で、観光地化されていない素の秋田の温泉を体験できる場だ。
③ 鶴舞温泉
鶴舞温泉
| 住所 | 秋田県由利本荘市(本荘公園近く) |
|---|---|
| サウナ | あり |
| 温泉 | 天然温泉 |
| 特徴 | 本荘公園の水面に佇む立地 |
由利本荘市中心部、本荘公園のそばに位置する温泉施設。市街地に近く、由利本荘市内でもアクセスしやすい立地にある。本荘公園は由利本荘市の市民の憩いの場で、春は桜の名所としても知られる。公園の水景と温泉が組み合わさった立地は、他の施設にはないロケーションだ。由利本荘市中心部で温泉とサウナを使いたい場合に適した施設で、本荘ICに近く高速道路からのアクセスも良好だ。
④ 岩城温泉 港の湯
岩城温泉 港の湯
| 所在地 | 由利本荘市岩城エリア |
|---|---|
| 営業時間 | 9:00〜20:00 |
| 料金 | 450円〜 |
| サウナ | あり |
由利本荘市の岩城地区にある日帰り温泉。450円という手頃な料金で、午前9時から営業している。日本海に近いエリアで、海沿いを走るドライブの途中に立ち寄りやすい立地だ。地元住民の日常使いに対応したシンプルな施設で、気軽に体を温めてサウナに入れる環境が整っている。
⑤ 由利の里交流センター ゆりえもん
由利の里交流センター ゆりえもん
| 所在地 | 由利本荘市 |
|---|---|
| 料金 | 450円〜 |
| サウナ | あり |
地域交流センターに併設された温浴施設。地元の人々が集まりやすい環境が整っており、450円という料金も含め、地域住民の日常的な利用を前提とした施設設計だ。由利本荘市内でサウナと温泉を気軽に使いたいときの候補になる。
⑥ 猿倉温泉 フォレスタ鳥海
鳥海 猿倉温泉 フォレスタ鳥海
| 所在地 | 由利本荘市鳥海山麓エリア |
|---|---|
| サウナ | あり |
| 特徴 | 鳥海山麓・猿倉温泉 |
鳥海山の麓に位置する温泉旅館で、猿倉温泉の源泉を持つ施設。鳥海山登山者の下山後の定番立ち寄りスポットのひとつでもある。山岳の自然環境に囲まれた立地でのサウナ体験は、平地の施設とは異なる解放感がある。日帰り入浴も受け付けており、鳥海山観光とセットでの利用がしやすい。
由利本荘エリアのサウナをどう使うか
6施設とも「安く・手軽に・確実に」整えるタイプが多い。秋田の日本海側を南北に移動する際の立ち寄り拠点として使うと、旅程に組み込みやすい。
由利本荘市の北に隣接するにかほ市には、学校の栖(廃校校舎の薪サウナ、500円)とサウナカフェumikko(日本海・鳥海山ビューのカフェ×サウナ)、そして道の駅にしめ ねむの丘(7階展望温泉)がある。これらを繋いで鳥海山の麓・日本海沿いを南北に走るサウナルートは、秋田の海側を体験するルートとして完成度が高い。
鳥海山登山(7月〜10月)と組み合わせるなら、登山後にかしわ温泉かにしめ湯っ娘ランドで回復し、にかほ市まで足を伸ばして夜は学校の栖というルートが現実的だ。