「自宅サウナって電気代どのくらいかかる?」——これは自宅サウナを検討する方から最も多いご質問のひとつです。「月3〜5万円かかる」と思っている方も多いですが、実際は使い方によって大きく異なります。この記事では、電気サウナと薪サウナのランニングコストを具体的な数字で比較します。東北電力の料金を使った実際の試算と、初期費用を含めた「10年総コスト」の比較もお伝えします。
「自宅サウナって電気代どのくらいかかる?」
自宅サウナを検討する方からのご相談で、費用の次によく出てくるのがランニングコストの話です。「毎月の電気代が心配で踏み切れない」という方は少なくありません。結論からお伝えすると、一般的な使い方(週2〜3回)であれば月4,000〜6,000円程度が目安です。これはエアコンの電気代と同じくらいの水準です。
ただし、ヒーターの出力・使用時間・使用頻度・断熱性能によって実際のコストは変わります。以下では具体的な計算方法と試算をお伝えします。
電気サウナの電気代計算
電気サウナヒーターの消費電力は家庭用で4〜8kW程度です。計算式はシンプルです。
電気代(円)= 消費電力(kW)× 使用時間(h)× 電気料金単価(円/kWh)
東北電力(従量電灯C)での試算
東北電力の従量電灯C(2026年現在、約30円/kWh)で計算した場合の電気代試算です。
| 条件 | 1回あたりの電気代 | 月間(週3回) | 年間 |
|---|---|---|---|
| 4kWヒーター・2時間使用 | 240円 | 約2,880円 | 約34,560円 |
| 6kWヒーター・2時間使用 | 360円 | 約4,320円 | 約51,840円 |
| 8kWヒーター・2時間使用 | 480円 | 約5,760円 | 約69,120円 |
| 8kWヒーター・3時間使用 | 720円 | 約8,640円 | 約103,680円 |
※電気料金単価30円/kWh、週3回(月12回)使用で計算。予熱時間を含む。
6kWのヒーターを週3回・1回2時間使用した場合、月約4,320円・年間約52,000円が目安となります。これは決して安くはありませんが、サウナ施設(スーパー銭湯など)に週3回通った場合の年間コスト(入浴料600円×12回×12ヶ月=86,400円)と比べると、むしろ安くなります。
断熱性能が電気代を大きく左右する
同じヒーターを使っても、サウナ室の断熱性能によって電気代は大きく変わります。断熱が不十分なサウナ室は予熱に時間がかかり、設定温度への到達後も熱が逃げやすいためヒーターが頻繁に動作します。D'STYLEのKUUTA saunaは岩手・青森・秋田の厳寒地仕様の断熱を標準採用しているため、予熱時間を短縮し電気代を抑えることができます。
薪サウナのコスト計算
薪サウナは電気代がかかりませんが、薪のコストが発生します。薪の調達方法によってコストは大きく変わります。
薪の消費量と単価
1回のサウナ(2〜3時間)で使う薪の量は約5〜10kgが目安です。1束(約5〜7kg)からスタートし、長時間楽しむ場合は2束使います。
| 薪の調達方法 | 単価(1束あたり) | 月間コスト(週3回・1束使用) | 年間コスト |
|---|---|---|---|
| ホームセンター購入 | 800〜1,200円/束 | 約9,600〜14,400円 | 約11〜17万円 |
| 農家・林業者から直売 | 200〜500円/束 | 約2,400〜6,000円 | 約3〜7万円 |
| 自分で伐採・乾燥 | ほぼ0円(労働コストのみ) | 実質0円 | 実質0円 |
薪を自分で調達する場合
農家・林業者・山林所有者であれば、剪定枝・間伐材・端材を薪として活用できます。東北(岩手・青森・秋田)は山林・農地が多く、薪の自己調達が実現しやすい地域です。りんご農家であれば剪定枝のりんご材が手に入り、コストを大幅に抑えながら芳香豊かな薪サウナを楽しめます。
電気サウナvs薪サウナ:10年総コスト比較
ランニングコストだけで判断するのではなく、初期費用を含めた「10年間の総コスト」で比較すると、どちらが得かがより明確になります。
電気サウナ(KUUTA ROOM ビルトインタイプ)
薪サウナ小屋(KUUTA CABIN)
薪を自分で調達できる場合
初期費用だけ見ると薪サウナ小屋のほうが電気サウナより安く、ランニングコストも薪の調達方法次第で大幅に抑えられます。ただし、電気サウナは利便性(スイッチを入れてすぐ使える)・安全性・マンテナンスのしやすさで優れています。どちらを選ぶかはライフスタイルと敷地条件によって決まります。
ランニングコストを下げるコツ
D'STYLEへの相談で「月々の費用を抑えたい」という方によくお伝えするポイントをまとめます。
1. 薪を自分で調達・乾燥させる
農家・林業者であれば剪定枝・端材が格安または無料で手に入ります。乾燥さえ管理できれば、薪コストをほぼゼロにすることができます。東北は薪材の宝庫です。
2. 断熱性能を高める
高断熱のサウナ室は予熱時間が短く、熱が逃げにくいためヒーターの稼働時間が減ります。KUUTAの断熱仕様は北東北の厳寒地向けに設計されており、他社の標準的なサウナ室より断熱性能が高いため電気代・薪の消費を抑えられます。
3. 電気サウナなら夜間電力を活用する
東北電力のスマートタイム料金など、夜間電力の割引プランを活用することで1kWhあたりの単価を下げられます。特に夕食後〜就寝前にサウナを使う習慣がある方に有効です。
4. サウナ室のサイズを適切に選ぶ
実際の使用人数より大きいサウナ室は燃料の無駄です。1〜2人が主な使用であれば2人用(内寸1.5m×1.5m程度)で十分です。KUUTAでは用途・家族構成に合わせたサイズ提案も行っています。
まとめ:月3,000〜6,000円が現実的な目安
電気サウナを週2〜3回使った場合の電気代は月3,000〜6,000円程度が目安です。薪サウナも農家直売薪を使えば同等以下のコストで楽しめます。10年で見れば、薪サウナ(特に薪を自己調達できる方)のほうが総コストを抑えられる可能性があります。
「電気代が気になって踏み切れない」という方も、実際の数字を聞いてほっとされることがほとんどです。盛岡のショールームで、サウナの種類・サイズ・使い方に合わせた電気代・コストのご相談を承っています。
記載の電気料金単価・価格はすべて税込目安(2026年現在)であり、料金改定や使用状況により変動します。正確なシミュレーションはお問い合わせください。


