SAUNA GUIDE AOMORI / つがる市

しゃこちゃん温泉
シャコちゃんが見守る縄文の地の温泉サウナ

by 橋本大治(D'STYLE) | 2026年10月

88℃

16℃

¥500

サウナ室シャコちゃんとつがる市のシンボル
水風呂「しゃこちゃん温泉」という名前は、つがる市(旧木造町)で出土した遮光器土偶の愛称「シャコちゃん」から来ている。遮光器土偶は縄文時代後期の土偶で、独特の大きな目と体形から「宇宙人みたい」と言われることもある個性的な外見を持つ。つがる市のマスコットとして親しまれているシャコちゃんの名を冠した温泉施設は、地域のアイデンティティを大切にした命名だ。
入浴料しゃこちゃん温泉はつがる市の木造地区に位置し、農業と漁業の地域住民が日常的に利用する温泉銭湯だ。「シャコちゃん」という親しみやすい名前の通り、子どもから高齢者まで幅広い年齢層が訪れる明るい雰囲気の施設だ。施設内にはシャコちゃんをモチーフにした装飾が施されており、つがる市の縄文文化への誇りが感じられる。

私が訪れたのは秋の縄文遺跡巡りの後で、亀ヶ岡遺跡やつがる市縄文住居展示資料室を見学した後に体を温めに立ち寄った。シャコちゃんの出土地に近い場所で温泉に浸かるという体験は、縄文時代の人々も温泉を利用していたかもしれないという歴史的な想像を膨らませてくれた。

シャコちゃんの出土地で温泉に浸かる。縄文の人々も温泉で体を癒していたかもしれないと思うと、時間を超えた繋がりを感じた。

しゃこちゃん温泉のサウナ室は88度前後の温度設定で、つがる市の温泉施設として標準的な仕様だ。電気ヒーターが安定した熱を供給しており、農業や観光で疲れた体をしっかりと温めることができる。シャコちゃんの雰囲気に合わせたか、どこか明るくフレンドリーな空気がサウナ室にも漂っている。

水風呂は16度前後の設定で、つがる市の日本海側の清涼な水質が水風呂に反映されている。縄文の大地から湧き出る水のような清潔感がある水風呂で、サウナ後の体を効果的にリフレッシュさせてくれる。

サウナ室の空気

休憩スペースは施設内に設けられており、シャコちゃん関連の展示や飾りを見ながらゆったりと体を休めることができる。縄文文化への興味が高まる空間で、他の利用者と縄文遺跡の話題で盛り上がることもある。

ベンチは2段構成。3セット繰り返すことで体全体の疲れがほぐれていく感覚があった。

水風呂と休憩スペース

つがる市はシャコちゃんこと遮光器土偶の出土地として、縄文文化の重要な地点だ。亀ヶ岡遺跡では縄文後期の遺物が多数出土しており、その成果はつがる市縄文住居展示資料室ストーンサークル館で展示されている。世界遺産「北海道・北東北の縄文遺跡群」の構成遺跡として、国際的な認知度も高まっている。

また、つがる市は日本海に近く、屏風山砂丘や日本海の夕日など自然景観も豊かだ。縄文遺跡と日本海の自然、そしてしゃこちゃん温泉のサウナという組み合わせは、つがる市の多様な魅力を体験するための理想的なプランだ。

周辺エリアの魅力

青森県つがる市(詳細はお問い合わせください)

大人500円(サウナ込)

サウナで整った体で眺める地元の景色は格別だ。青森旅行の醍醐味をぜひ体験してほしい。

アクセスと基本情報

FACILITY DATA

施設名しゃこちゃん温泉
住所電気式サウナ(約88℃)
営業時間10:00〜21:00(目安)
定休日不定休(要確認)
料金約16℃
サウナしゃこちゃん温泉を後にして、つがる市の日本海の夕日を眺めながら縄文の大地に感謝した。シャコちゃんが見守るつがる市で、現代のサウナという文化を楽しむ体験は、時間を超えた文化の継続を感じさせてくれた。つがる市を訪れた際には、ぜひしゃこちゃん温泉でサウナを体験してほしい。
水風呂/sauna-guide-azumashi-sato-tsugaru.html
駐車場あり(要確認)

あづましの里温泉(つがる市)|つがる市のもう一軒

橋本大治
橋本大治(有限会社D'STYLE 代表)

盛岡市を拠点に、HARVIAサウナヒーターの販売・施工・コンサルティングを30年以上手がける。フィンランドなど北欧のサウナを定期的に視察。岩手・青森・秋田を中心に東北各地のサウナ施設を実際に訪れ、地元の空気を体で知っている。

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