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SAUNA GUIDE AOMORI / 平川市

津軽高原ゴルフ場
大鰐の高原の緑に囲まれて、75℃サウナに整う

by 橋本大治(D'STYLE) | 2026年10月

津軽の山並みと緑を眺めながらゴルフをする——それが津軽高原ゴルフ場の体験だ。平川市、大鰐エリアの高原に位置するこのゴルフ場は、津軽の自然の中にコースが広がり、遠く岩木山の稜線を望める日もある。そして、ラウンドを終えた後には75℃のサウナが待っている。

「高原ゴルフ場」と名のつく施設は、日本各地にある。共通するのは標高のある丘陵地か山地にコースが設けられていること、そして夏でも比較的涼しく、眺望が開けているということだ。津軽高原ゴルフ場もその特性を持ち、市街地のゴルフ場とは違った開放感をプレーヤーに与える。

平川市と大鰐エリア——津軽の奥地の温泉と自然

平川市は、青森県の中南部に位置する市だ。旧平賀町・碇ヶ関村・大鰐町が合併して2006年に誕生した比較的新しい市で、津軽平野の南端から山岳地帯にかけての地域を含む。

大鰐という地名は、温泉地として知られている。大鰐温泉は津軽の奥座敷とも呼ばれ、弘前市の奥にある温泉郷だ。弘前藩の御用達温泉として栄えた歴史を持ち、今も温泉旅館が点在している。スキー場もあり、冬は津軽の人々のウインタースポーツの場として機能してきた。

同じ平川市にある碇ヶ関温泉会館は、1泊150円という驚異的な低価格で地域住民に親しまれている。平川市という単一の行政区域の中に、大鰐の温泉地と碇ヶ関の格安温泉、そして津軽高原ゴルフ場が共存している——そのバリエーションの豊かさが、平川市という場所の奥行きを示している。

75℃という温度のサウナ体験

津軽高原ゴルフ場のサウナ温度は75℃。これはゴルフ場のサウナとしては一般的な範囲だが、フィンランド式の高温サウナ(80〜100℃)を基準にすると、やや低めに感じるかもしれない。しかし、75℃のサウナには75℃なりの楽しみ方がある。

高温サウナはとにかく熱く、発汗が激しい。長く入っていられない人も多い。一方、75℃前後のサウナは、身体がじっくり温まる時間が少し長くなる。10〜12分ほどかけてゆっくり温まり、その後の水風呂での爽快感を楽しむ。ゴルフで疲れた身体には、急激な高温よりも、じっくり温めるアプローチが合っている場合もある。

高い山の木々に囲まれたゴルフ場で身体を動かし、その後のサウナで静かに温まる——津軽の自然の中の、ゆっくりとした時間の流れ。

高原という立地も、サウナ体験に影響する。標高のある場所では気圧がわずかに低下し、身体への負担が変わる場合がある。また、高原の澄んだ空気の中で外気浴(またはクラブハウスでの内気浴)をすることで、都市部のゴルフ場とは異なる整い方ができる。

津軽のゴルフ文化

青森県のゴルフ人口は、東北の中でも多い地域のひとつだ。農業が盛んな津軽平野では、農家の人々もゴルフを楽しんでいる。夏場の農繁期が終わった後、あるいは春の播種前の農閑期に、ゴルフ場を訪れる人々も多い。

津軽のゴルフ場は、東京や大阪のゴルフ場と比べると料金が手頃なところが多い。平日のグリーンフィーが比較的安く、カートなしで歩いてラウンドする文化も残っている。高齢になっても継続できるスポーツとして、ゴルフは津軽の地域コミュニティと深く結びついている。

津軽高原ゴルフ場は、そうした地域のゴルフ文化の中に位置づけられる施設だ。地元のゴルファーが季節の変わり目に訪れ、高原の空気の中でプレーする——そういう使われ方をしている場所だろう。

大鰐・平川市観光との組み合わせ

平川市を訪れる機会があれば、津軽高原ゴルフ場のゴルフとサウナを軸に、大鰐温泉や碇ヶ関温泉を組み合わせた旅程を組むことができる。

大鰐温泉は、弘前市から車で約30分。弘前城の観光と組み合わせることも多い。大鰐温泉駅周辺には温泉宿が点在し、日帰り入浴も受け付けている施設がある。津軽の温泉文化を体験するには適した場所だ。

碇ヶ関温泉会館は同じ平川市内にあり、150円という圧倒的な安さで地域住民に親しまれている天然温泉だ。55℃のサウナと天然温泉の組み合わせは、格式張らない地元の空気を感じさせる。ゴルフ場のサウナと銭湯風の温浴施設、両方を体験する旅程も面白い。

ゴルフ場サウナを訪れる前に

ゴルフ場のサウナは、ゴルフをプレーする人のための付帯施設として設置されていることが多い。津軽高原ゴルフ場の場合も、まずゴルフを予約してプレーし、その後に浴場・サウナを利用するのが基本的な流れだ。

サウナだけの利用が可能かどうかは、施設に直接確認する必要がある。ゴルフ場によっては入浴のみの利用を受け付けていない場合もある。プレー込みで訪れることを前提に計画を立てることを勧める。

シーズンについても確認が必要だ。青森の高原ゴルフ場は、降雪のある冬季(11月下旬〜4月頃)は営業を休止していることが多い。春から秋の営業シーズンに合わせて計画を立ててほしい。

サウナ(男)75℃
種別高原

FACILITY DATA

施設名津軽高原ゴルフ場
住所青森県平川市(大鰐エリア)
種別ゴルフ場(浴場・サウナ付き)
営業時間ゴルフ場営業に準ずる(シーズン営業)
定休日冬季休業あり(要確認)
料金ゴルフプレー料金に含まれる(サウナのみ利用については要確認)
サウナ男75℃
水風呂要確認
男女男性利用可(女性サウナは要確認)
駐車場あり(ゴルフ場駐車場)
アクセス東北自動車道 大鰐弘前ICより平川市方面へ / 大鰐温泉駅よりタクシー

大鰐の高原で津軽の緑に包まれながらゴルフをして、75℃のサウナで疲れを流す。それはシンプルだが、充実した一日の過ごし方だ。青森観光や弘前観光の合間に、津軽高原ゴルフ場のゴルフとサウナを体験してみてほしい。

橋本大治
橋本大治(有限会社D'STYLE 代表)

盛岡市を拠点に、HARVIAサウナヒーターの販売・施工・コンサルティングを30年以上手がける。フィンランド・エストニア・リトアニアなど北欧・バルト諸国のサウナを定期的に視察。岩手・青森・秋田を中心に東北各地のサウナ施設を実際に訪れ、地元の空気を体で知っている。

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