立佞武多(たちねぷた)祭りで知られる五所川原市を中心に、つがる市・西津軽郡・北津軽郡が広がる広大な農業地帯だ。鶴の渡来地・鶴田町、太宰治の出身地・金木、津軽三味線の本場——文化的な引力が強いエリアで、温泉もその一部として地域生活に溶け込んでいる。農村型の素朴な銭湯からリゾート型施設まで幅広い。
① 金木温泉(斜陽館周辺)
金木温泉
| 住所 | 青森県五所川原市金木町(斜陽館・津軽三味線会館周辺) |
|---|---|
| サウナ | ドライサウナ |
| 水風呂 | あり |
| 料金 | 大人500円前後 |
太宰治の生家「斜陽館」で知られる金木町の日帰り温泉施設。太宰治ゆかりの地を散策した後の入浴先として知られており、津軽三味線の本場・金木を訪れる観光客の利用が多い。津軽特有の黒みがかった色の温泉が特徴で、じっくり温まれる泉質として地元に親しまれている。
② つがる地球村(リゾートタイプ)
つがる地球村(温浴棟)
| 住所 | 青森県つがる市柏広須野88-70 |
|---|---|
| サウナ | ドライサウナ・スチームサウナ(施設内) |
| 水風呂 | あり |
| 料金 | 日帰り入浴 大人550円〜 |
| 営業時間 | 10:00〜21:00(定休日あり・要確認) |
つがる市(旧柏村)の大型リゾート施設「つがる地球村」の温浴棟。コテージ・キャンプ・アスレチック・温泉を備えた複合型施設で、サウナを含む温浴設備も整っている。夏はキャンプ・冬はスキーという使い方ができ、四季を通じたレジャー施設として青森県内で知名度が高い。家族利用・グループ利用に向いた広い施設だ。
③ 鶴の舞橋 温泉(鶴田温泉)
鶴田温泉(鶴の里 鶴の舞橋周辺)
| 住所 | 青森県北津軽郡鶴田町廻堰(日本一の木造橋・鶴の舞橋周辺) |
|---|---|
| サウナ | あり |
| 水風呂 | あり |
| 料金 | 大人450〜500円程度 |
廻堰大溜池のほとりに架かる日本一の木造三連太鼓橋「鶴の舞橋」の観光地周辺に温泉施設がある。秋には岩木山をバックにした鶴の舞橋の紅葉という絶景スポットとして知られ、観光後の立ち寄り温泉に向いている。ナトリウム・塩化物系の濃い温泉で、サウナとの組み合わせでしっかり温まれる。
④ 十三湖高原温泉(道の駅十三湖高原)
道の駅 十三湖高原・温浴施設
| 住所 | 青森県五所川原市相内岩井81(十三湖方面) |
|---|---|
| サウナ | あり |
| 水風呂 | あり |
| 料金 | 大人500〜600円程度 |
十三湖はしじみ漁で知られる汽水湖で、その高原地帯に位置する道の駅型温泉。農村ドライブルートの要所として、十三湖のしじみラーメンと温泉のセットが定番コースになっている。五所川原市側から日本海沿岸を北上する旅程での立ち寄り温泉としてちょうどいい。
⑤ 中泊温泉(道の駅こどまり周辺)
中泊温泉(中泊町小泊地区)
| 住所 | 青森県北津軽郡中泊町小泊(本州最北西端エリア) |
|---|---|
| サウナ | あり |
| 水風呂 | あり |
| 料金 | 大人400〜500円程度 |
| 特徴 | 竜飛岬・龍泊ラインドライブルートの終着付近 |
津軽半島北端部の小泊地区は「竜飛崎」に続く龍泊ラインの出発・終着点として知られる観光ルート上にある。急峻な山崖と日本海が迫る絶景の龍泊ラインを走り終えた後の温泉に、中泊の日帰り施設がちょうどいい。本州最北西端近くに位置するため「ここまで来た」という達成感と温泉の組み合わせが独特の体験になる。
⑥ 五所川原市街地の銭湯・温泉
五所川原市街地の銭湯・温泉施設
| エリア | 五所川原市街地(五所川原駅周辺) |
|---|---|
| サウナ | 主要施設に完備 |
| 料金 | 大人400〜530円程度 |
| 特記 | 立佞武多の館(高さ22mの立佞武多展示)の観光後に立ち寄りやすい |
五所川原市街地には地域住民向けの銭湯・温泉施設が複数ある。立佞武多の祭りで盛り上がる8月の「立佞武多の館」訪問のついでに汗を流せる。津軽鉄道の終点・金木方面との組み合わせ観光ルートで、鉄道旅とサウナを組み合わせる旅程も可能だ。
このエリアのサウナ・温泉の楽しみ方は「観光とセット」に尽きる。太宰治の生家・斜陽館を見た後は金木温泉で一休み、日本一の木造橋を渡ったら鶴田温泉へ、龍泊ラインを走り切ったら中泊温泉——観光の余韻をそのまま温泉につなぐ旅程が、このエリアの正解だ。つがる地球村はキャンプ翌朝の贅沢な朝サウナとしても使える。